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整骨院のチラシで集客するには?広告規制と配布のポイント

2026.05.28

整骨院のチラシで集客するには?広告規制と配布のポイント

「チラシを配ってみたいけれど、整骨院の広告規制に引っかからないか不安…」

「Canvaなどの無料ツールを使って、自分で集客できるチラシを作れるのだろうか?」

Web集客だけでは近隣の見込み患者に届きにくいと感じ、近隣エリアの患者さんへ直接届く チラシを検討する整骨院もあるのではないでしょうか。 一方で、整骨院・接骨院のチラシには柔道整復師法に基づき掲載できる項目が限られているため 、正しい知識を持たずに作成するとトラブルの原因になりかねません。

この記事では、広告規制に違反しないための具体的な「OK・NG表現の言い換え例」を徹底解説。そのうえで、ターゲットに刺さるデザインの進め方、ポスティングや新聞折込といった配布方法の違い、そしてWeb(ホームページ・LINE・Googleマップ)と連動させた効果的な集客導線の設計までを紹介していきます。

法律を守りながら地域の方に安心してもらえるチラシを作りたい方、新規来院を増やしたい方は、ぜひ参考にしてください。 

  1. チラシが整骨院の地域集客に向いている3つの理由 
    1. 近隣エリアの来院につながりやすいから
    2. Web検索やSNSを使わない層にも届けやすいから
    3. 手元に残るため必要なときに思い出してもらいやすいから
  2. 広告規制に違反した場合のリスク
    1. 「柔道整復師法第24条」について
    2. 整骨院は整体院よりもチラシ表現に注意が必要
  3. 整骨院のチラシで注意すべき広告規制
    1. 整骨院のチラシに掲載できる内容一覧
    2. 整骨院のチラシに書いてはいけない表現
  4. 整骨院チラシを作る前に整理すべきこと
    1. ターゲットとなる患者層を明確にする
    2. 自院の強みや選ばれる理由を整理する
    3. 競合院のチラシや訴求内容を確認する
  5. 整骨院のチラシに掲載すべき情報
    1. 院名・所在地・営業時間などの基本情報
    2. 施術内容や来院前に知りたい情報
    3. 予約方法や問い合わせ先
    4. Googleマップ・ホームページ・LINEにつなげる導線
  6. 整骨院チラシのデザイン作成の進め方
    1. 自作するか業者に依頼するかを決める
      1. 自作する場合におすすめの無料ツール
      2. テンプレートを使うときに意識したいデザインのポイント
    2. 業者に依頼するときは対応範囲と費用を確認する
  7. 整骨院チラシの主な配布方法
    1. ポスティング
    2. 新聞折込
    3. 手配り
    4. 院内配布・近隣店舗への設置
  8. 整骨院がチラシを効果的に配布するために押さえるべきポイント
    1. 商圏に合わせて配布エリアを決める
    2. 配布枚数・頻度・期間は検証しながら決める
    3. 来院経路を記録して反響を改善する
  9. 整骨院のチラシは広告規制を守りながら集客導線まで設計しよう

チラシが整骨院の地域集客に向いている3つの理由 

整骨院の看板イメージ

チラシは配布エリアを絞って近隣住民に直接届けられるため、地域密着型の整骨院との相性のよい集客手段です。Web集客だけでは接点を持ちにくいターゲットにもアプローチできるといった点も、チラシの強みです。

ここでは、チラシが整骨院の地域集客に向いている理由を3つに分けて解説します。

近隣エリアの来院につながりやすいから

整骨院は継続して通うことが多いため、「通いやすさ」は院選びの大きなポイントになりやすい傾向があります。自宅や職場の近くにあれば仕事帰りや買い物のついで、家事の合間などにも立ち寄りやすくなります。

実際に治療院利用者を対象とした調査でも、50.9%の人が「自宅や職場から近いこと」を重視しているという結果が見られます。チラシは配布エリアを指定できるため、院の商圏内にいる見込み患者へ直接アプローチできる点が大きなメリットです。

また駅周辺や住宅街・ファミリー層の多い地域など、ターゲットに合わせて配布エリアを調整できるのもチラシの強みです。「近くに整骨院がある」と知ってもらうことが、来院のきっかけになることも少なくありません。

(参考:予約ラボ「治療院の紹介患者さんを増やすカギは「待ち時間」!?|全国2000人に調査」https://yoyakulab.net/business/clinic-user-report/

Web検索やSNSを使わない層にも届けやすいから

整骨院を探している人が、Google検索やSNSで情報収集するとは限りません。高齢者や、日常的に整骨院をWeb検索で探さない層にも、チラシなら情報を届けやすいというメリットがあります。

Web広告は「すでに整骨院を探している人」に届きやすい一方、チラシは「まだ来院を検討していない人」にも院の存在を知らせられます。肩こり・腰痛など悩みはあるが来院を考えていない層に気づきを与えられる点が、チラシならではの強みです。

Web集客とチラシは、どちらか1つだけで完結するものではありません。両者の接点の違いを理解したうえで使い分けることが大切です。

手元に残るため必要なときに思い出してもらいやすいから

チラシはWeb広告と違い、すぐに画面から消えず手元に残せるといった特徴があります。診療時間・対応できる症状・地図・クーポンなどが載っていると、「あとで使おう」と保管される可能性も出てきます。

さらに今すぐ来院する予定がなくても、腰痛が悪化したとき・子どものケガがあったときなどに、手元のチラシを思い出してもらえるケースもあります。冷蔵庫や玄関に貼られることで、家族の目にも入りやすくなるでしょう。

ただし、保管してもらうには「どんな悩みに対応できるのか」「初回特典」「診療時間」「場所」などが一目でわかるチラシにする必要があります。

広告規制に違反した場合のリスク

整骨院のチラシは、一般的な店舗チラシのように、自由に効果・実績・施術内容をアピールできるわけではありません。柔道整復師法に基づく広告規制があるため、印刷・配布前に掲載内容を確認することが必須です。

チラシは広く配布するため、配布後に問題が発覚しても回収しにくいという点にも注意が必要です。広告内容によっては、自治体や保健所などから指導を受ける場合があります。

不安な場合は、厚生労働省のガイドラインや所在地を管轄する自治体窓口に確認することをおすすめします。

ここでは、広告規制の根拠となる柔道整復師法第24条と整体院との違いを紹介していきます。

「柔道整復師法第24条」について

柔道整復師法第24条では、柔道整復の業務または施術所に関して、定められた事項以外を広告してはならないとされています。つまり、整骨院・接骨院のチラシでは、一般的な店舗広告のように実績・効果・施術方法を自由に訴求できるわけではありません。

(参考:e-Gov法令検索「柔道整復師法」 https://laws.e-gov.go.jp/law/345AC1000000019

ここで特に注意したいのが、対象となる媒体の範囲です。看板だけでなく、新聞折込チラシやポスティングチラシも広告規制の対象になります。広告可能な事項であっても、柔道整復師の技能・施術方法・経歴に関する表現のさじ加減には細心の注意を払いましょう。

広告規制に違反した場合、50万円以下の罰金が科せられる可能性があると定められています。行政指導にとどまらず、法的なペナルティにつながりうる点は、チラシ制作前に必ず認識しておきましょう。

整骨院は整体院よりもチラシ表現に注意が必要

整骨院は柔道整復師法の広告規制を受ける一方、整体院は同じ法的枠組みで広告が制限されているわけではありません。

そのため、整体院向けのチラシで使われている「腰痛改善」「肩こり解消」「施術実績多数」などの表現でも、整骨院では規制上問題になる可能性があります。整体院向けのチラシ事例やテンプレートを、そのまま整骨院に流用することは控えましょう。

なお、整体院にも景品表示法は適用されるため、誇大広告や優良誤認は整体院でも禁止されています。整骨院のチラシを作る際に整体院のデザインを参考にする場合でも、表現はきちんと整骨院向けに見直しましょう。

整骨院のチラシで注意すべき広告規制

整骨院のチラシでは、集客につながりそうな表現ほど広告規制に触れる可能性があります。特に、効果を断定する表現、実績を強調する表現、医療機関と誤認される表現は注意が必要です。 

ここでは、整骨院のチラシを作る際に「掲載できる内容」と「避けるべき表現」を具体的に整理していきます。

整骨院のチラシに掲載できる内容一覧

法律・告示で認められている掲載可能な内容は以下のとおりです。

  • 柔道整復師である旨
  • 柔道整復師の氏名・住所
  • 施術所の名称
  • 施術所の電話番号・所在地
  • 施術日・施術時間
  • 予約に基づく施術の実施
  • 休日または夜間における施術の実施
  • 出張による施術の実施
  • 駐車設備に関する事項

(参考:e-Gov法令検索「柔道整復師法第二十四条第一項第四号の規定に基づく広告し得る事項」https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=80999361

「医療保険療養費支給申請ができる旨」をチラシに記載する場合は、脱臼または骨折の患部の施術には、医師の同意が必要であることをあわせて明記する必要があります。

また掲載自体は認められている内容であっても、表現の仕方によっては、技能や施術方法、経歴を過度にアピールしていると受け取られる可能性があります。広告規制の運用は自治体によって案内内容が異なることもあるため、迷った場合は所在地を管轄する自治体の資料を確認しておくのが安心です。

整骨院のチラシに書いてはいけない表現

整骨院のチラシでは、施術の効果を断定する表現や他院より優れていると受け取られる表現は避ける必要があります。知らずに使ってしまいやすい表現もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

ここではチラシで使われがちな表現を例に挙げながら、避けたい表現と言い換え例を紹介します。

避けたい表現の種類NG表現の例言い換え例
効果を断定する表現「腰痛が治る」「肩こりを改善」「必ずよくなる」「お身体の不調でお悩みの方へ」「まずはご相談ください」
優良性を強調する表現「地域No.1」「口コミで大人気」「圧倒的な実績」「地域の方に通いやすい環境づくりを心がけています」
医療機関と誤認される表現「診療」「診察」「初診料」「治療」「受付」「施術」「初回」「ご相談」
技術・経歴を強く訴求する表現「ゴッドハンド」「有名院で修業」「施術歴◯万人」「初めての方にもわかりやすい説明を心がけています」など安心感に寄せる
体験談・写真で効果を示す表現「1回で改善」「施術前後でこんなに変化」院内写真・外観写真・受付の雰囲気などを使う

チラシでは、「効果が出る」と伝えるよりも、通いやすさや相談しやすさ、来院前の安心感が伝わる内容にするようにしましょう。

整骨院チラシを作る前に整理すべきこと

広告規制を確認し終わったら、いきなりデザインに入らずチラシの設計を先に整理していきましょう。

チラシのデザインから作り始めてしまうと、情報を詰め込みすぎたり訴求がぼやけたりする可能性もあります。「何を・誰に・どう伝えるか」を決めてからデザインに進むことで、来院につながるチラシに仕上がります。

ターゲットとなる患者層を明確にする

チラシは、誰に向けるかによって伝えるべき内容が変わっていきます。 高齢者・主婦・会社員・子育て世代など、来院してほしい層を具体化しましょう。ターゲットによって、文字の大きさ・写真・配布エリア・訴求内容も変わっていきます。

たとえば、高齢者向けなら見やすさ・通いやすさ・駐車場・受付時間が重視されやすく、子育て世代向けなら予約のしやすさ・子連れ対応が気になるポイントになります。働く世代向けなら、夜間や土日対応・予約制であることを目立たせると効果的です。

情報を網羅しただけのようなチラシは結果的に誰にも刺さらない広告になってしまうこともあります。効果を約束するような表現ではなく、来院前の不安を減らす情報に落とし込むことが大切です。

自院の強みや選ばれる理由を整理する

自院の強みを知るには、既存患者の来院理由やよく施術する症状、患者の年齢層などを棚卸しするのがおすすめです。患者さんが「なぜこの院を選んでいるのか」を言葉にできると、チラシで伝えるべきポイントが見えてきます。

強みは決して施術内容の特徴だけではありません。駅から近い・駐車場がある・土曜も受付している・予約ができる・バリアフリー対応といった点も、来院を決める上で大切な要素です。

チラシを作るときは、自院が伝えたいことよりも患者さんが来院前に知りたいことを優先して整理しましょう。この院ならではの魅力を言葉にできると、チラシで伝える内容がより明確になります。

競合院のチラシや訴求内容を確認する

近隣の整骨院や整体院がどのような内容を打ち出しているかを確認すると、自院ならではの強みを見つけるヒントになります。似たような訴求ばかりでは、せっかく配布したチラシも他院の中に埋もれてしまいやすいためです。

価格や立地、受付時間、予約方法、ターゲットとしている患者層などを比較しながら、自院の立ち位置を整理してみましょう。

また、地域が住宅街なのかオフィス街なのかによって、響きやすい訴求内容は変わります。地域の特性も踏まえて考えることで、より魅力が伝わりやすいチラシを作りやすくなります。

整骨院のチラシに掲載すべき情報

ターゲットと自院の強みが整理できたら、次はチラシに載せる内容を決めていきます。あれもこれもと情報を詰め込みすぎるのではなく、来院を判断するために必要な情報に絞って掲載しましょう。

院名・所在地・営業時間などの基本情報

院名・住所・電話番号・受付時間・休診日は、チラシに必ず記載しておきましょう。あわせて、最寄り駅やバス停、駐車場の有無など、来院しやすさに関わる情報も載せておくと親切です。

地図や簡単なアクセス案内があると、近隣の方にも場所を把握してもらいやすくなります。受付時間は曜日ごとに表でまとめると、ひと目で確認できて見やすくなりおすすめです。

またチラシは幅広い年代の方が目にするため、特に高齢の方にも読みやすいように、文字サイズや文字色と背景色のコントラストを工夫しましょう。

施術内容や来院前に知りたい情報

施術メニューや対応している症状を掲載する際は、効果を断定したり、施術方法や技術力を強調したりしないよう注意が必要です。広告規制に注意しながら、「どんな悩みを持つ方に来てほしいか」が伝わる内容を選びましょう。

また、初めて来院する方は、「どのような流れで施術を受けるのか」「費用はどのくらいなのか」「予約は必要なのか」といった点に不安を感じやすい傾向があります。こうした疑問にあらかじめ答えておくことで、来院を検討しやすくなります。

また、院内の雰囲気や清潔感、バリアフリー対応、子連れで来院できるかどうかといった情報も、安心感につながる要素です。施術内容を強く訴求するのではなく、来院前に知りたい情報をわかりやすく伝えることが大切です。

予約方法や問い合わせ先

チラシを見た人がすぐ行動できるように、予約方法は明確に記載することがポイントです。電話予約・Web予約・LINE予約など複数の方法がある場合は、すべて記載して読者が選べるようにしましょう。

「まずはお気軽にお電話でご相談ください」といった一文を添えると、初めての方にも問い合わせてもらいやすくなります。予約導線がわかりにくいと、興味を持っても離脱につながりやすいため、大きく・見つけやすい位置に配置することが求められます。

Googleマップ・ホームページ・LINEにつなげる導線

チラシを見た方が、その場ですぐに来院を決めるとは限りません。気になったあとに、ホームページやGoogleマップで詳しい情報を確認してから来院するといったケースも多くあります。

そのためチラシだけで情報を完結させるのではなく、Web媒体へスムーズに誘導できる導線を用意しておくのがおすすめです。

Googleマップでは場所や口コミ、営業時間を、ホームページでは院内の写真や施術の流れ、料金などを確認してもらえます。LINEに誘導すれば、そのまま予約や問い合わせにつなげやすくなります。

また、QRコードは便利ですが載せすぎると見づらくなるため、1〜2個に絞るのがおすすめです。オンラインへの導線を整えておくことで、チラシ配布後の効果測定にも役立ちます。

整骨院チラシのデザイン作成の進め方

パソコンを操作しているシーン

掲載情報が整理できたら、次はチラシのデザインを作る工程に入ります。

整骨院のチラシは、見た目のおしゃれさよりも、読みやすさ・安心感・行動しやすさが重視されます。

まず自作か業者依頼かを決め、そこからツール選定・デザイン作業へと進めていきましょう。

自作するか業者に依頼するかを決める

チラシを自作するか制作会社に依頼するかは、予算、作業にかけられる時間、デザインの経験、広告規制の確認に対する不安、配布する部数やエリアの規模といった点をもとに判断するとよいでしょう。

自作のチラシはコストを抑えられ修正も自由にできる一方、時間がかかりデザインの質は個々のスキル次第になるといった欠点があります。

一方で、業者に依頼する場合は仕上がりが安定し時間を取られないかわりに、制作に費用がかかるといった懸念点もあります。

それぞれメリット・デメリットがあるため最初は自作で小さく試し、反響を見てから業者に依頼という方法を試すのもよいでしょう。

自作する場合におすすめの無料ツール

チラシを自作する場合は、テンプレートを活用できるツールを使うと効率的です。なかでも、おすすめの3ツールをご紹介します。

  • Canva:豊富なテンプレートと直感的な操作性で、デザイン初心者でも取り組みやすい
  • Adobe Express:Adobeのデザイン資産を活用でき、仕上がりに統一感を出しやすい
  • MiriCanvas:韓国発のサービスですが、日本語フォントや縦書きレイアウトに対応したテンプレートが豊富

これらのツールは、テンプレートを選んで情報を入れ替えるだけで形になるため、デザイン経験がなくても始めやすい点がメリットです。

印刷前には必ず紙で確認し、読みにくい箇所がないかチェックしましょう。

テンプレートを使うときに意識したいデザインのポイント

テンプレートはそのまま使うのではなく、自院のターゲットと掲載情報に合わせて調整することが大切です。

デザインを作るときに特に意識したいポイントは3つです。

  • 文字を詰め込みすぎず、見出し・本文・予約導線にメリハリをつける
  • 写真はスタッフの顔写真や院内の雰囲気写真を使うと安心感が伝わりやすくなる
  • 配色やフォントは大きく変えず、情報の差し替えを中心に調整する

おしゃれなデザインにすることよりも「見てすぐ内容がわかる」「次の行動がわかる」チラシに仕上げていきましょう。

業者に依頼するときは対応範囲と費用を確認する

業者に依頼する際は原稿作成、広告規制への配慮、地図作成、QRコード作成、印刷、配布まで含まれているかを確認しておくと安心です。

チラシ制作会社のなかには、デザインのみ対応する会社もあれば、印刷・配布まで一括で依頼できるサービスもあります。自院でデザイナーや印刷会社、ポスティング業者を個別に手配するのが難しい場合は、こうした一括対応型のサービスを検討するのも1つの選択肢です。

特に、初めてチラシ集客に取り組む場合は、配布エリアの選定やポスティングまでまとめて相談できる一括対応型のサービスを選ぶと手間を減らしながらスムーズに進めやすくなります。

整骨院チラシの主な配布方法

チラシが完成したら、次はターゲットに届ける配布方法を選びます。

配布方法によって、届きやすい層・費用・手間・向いている目的が異なります。自院のターゲットや商圏に合わせて、適した方法を選びましょう。

ポスティング

ポスティングは商圏内の住宅に直接届けられるため、地域密着型の整骨院と相性がよい配布方法です。一戸建て・マンション・団地など、ターゲットに合わせて配布エリアを細かく調整できます。

自分で配る場合は費用を抑えられる一方、時間と労力がかかってしまいます。またポスティング禁止物件やクレーム対応にも注意が必要です。

一方業者に依頼する場合はコストがかかりますが、広範囲に配布しやすくなるといったメリットもあります。

ポスティングは1回で大きな反響を期待するよりも、継続的な認知施策として考えると取り組みやすくなるでしょう。

新聞折込

新聞折込は、新聞を購読している家庭に届けられるため、比較的年齢層が高い方や地域住民への認知施策として活用しやすい方法です。エリア単位でまとまった部数を配布しやすく、整骨院の周辺住民に広く知らせたい場合におすすめです。

一方で、新聞を購読していない若年層や子育て世代には届きにくいといった側面もあります。ポスティングのようにマンション指定や戸建て限定など、細かい条件で配布先を絞ることはできません。折込日や曜日によっても、チラシの見られやすさが変わる場合もあります。

そのため新聞折込はターゲットとなる患者層が新聞購読者と重なる場合に、効果的な配布方法として検討するとよいでしょう。

手配り

手配りは、院前や駅前、地域イベントなどでチラシを直接渡す方法です。

顔を合わせて手渡しできるため、ポスティングよりも印象に残りやすく、院の雰囲気を伝えやすいというメリットがあります。

一方で、配布場所によっては事前に許可が必要な場合があります。また、声をかけても受け取ってもらえないことも多く、心理的な負担を感じることもあるでしょう。

配布枚数を増やしたい場合や効率よく進めたい場合は、スタッフや知人に協力してもらうことも選択肢の1つです。

院内配布・近隣店舗への設置

既存の患者さんにチラシを渡すと、ご家族や知人への紹介につながることがあります。院内に設置する場合は、受付や待合スペースなど自然に手に取りやすい場所に置くとよいでしょう。

また、美容室や介護施設、地域の店舗など、ターゲットとの接点がある場所に設置してもらうことで、地域内での認知拡大につながります。設置をお願いする際は、事前に許可を取り、相手の負担にならないような配慮も大切です。

そのほか、チラシだけでなく紹介カードのような形で活用する方法もあります。地域との繋がりを活かし費用をほとんどかけずに信頼性の高い見込み客を獲得できる、手堅い配布方法です。 

整骨院がチラシを効果的に配布するために押さえるべきポイント

チラシは、内容だけでなく、どこに・どのくらい・どのように配るかによって反響が大きく変わります。同じデザインのチラシでも、配布するエリアや方法が変わるだけで、問い合わせ数や来院数に差が出ることは珍しくありません。

そのため、自院のターゲットが暮らしている、あるいは通いやすい商圏に継続して配布し、反響を確認しながら改善していくことがポイントです。配布方法ごとの特徴を理解し、自院に合った方法を選ぶことで、より効率的に集客につなげやすくなります。

ここでは、配布エリア・配布枚数・効果測定の考え方を解説します。

商圏に合わせて配布エリアを決める

整骨院は通いやすさが選ばれる理由になりやすいため、徒歩・自転車・車で来院しやすい範囲を優先して配布エリアを設定しましょう。

広く薄く配るより、来院可能性が高いエリアに絞るほうが、反響の検証がしやすくなります。 院から近い住宅街・マンション・団地・駅周辺・商業施設周辺を中心に、ターゲット層が多いエリアを優先していきましょう。

配布枚数・頻度・期間は検証しながら決める

チラシは1回配っただけでは効果の有無を判断しにくい施策です。最初から大量配布するのではなく、来院しやすい商圏に絞って小さく試すのがおすすめです。

配布枚数は、院からの距離・周辺世帯数・ターゲット層・予算・配布方法をもとに決めましょう。来院圏外に広く配るより、来院可能性の高いエリアに絞るほうが検証しやすくなります。また、1回限りではなく継続して配布することで、必要なときに思い出してもらいやすくなります。

チラシの反響率は、一般的に0.01〜0.3%程度がひとつの目安とされています。ただし、配布エリアやターゲット、チラシの内容によって大きく変わるため、数字だけで成功・失敗を判断しないことが大切です。

配布日・エリア・枚数・問い合わせ数・来院数を記録し、反響が少ない場合は枚数を増やす前に、訴求・デザイン・配布エリア・予約導線を見直しましょう。

来院経路を記録して反響を改善する

チラシの効果を確認するには、来院経路を記録することが必要です。受付時や問診票で「何を見て来院したか」を確認しましょう。

選択肢には「チラシ」「Googleマップ」「ホームページ」「紹介」「SNS」などを入れると把握しやすくなります。チラシを見たあとにWebで確認して来院する人もいるため、複数回答にすると実態を把握しやすくなります。

そのほか、チラシ専用のQRコードや専用クーポン番号を用意しておくと、どの配布エリア・どの配布時期の反応かを確認しやすくなります。 

また、配布エリア・配布時期・配布枚数・問い合わせ数・来院数はセットで記録しましょう。

反響が少ない場合はすぐにチラシをやめるのではなく、訴求・配布エリア・デザイン・予約導線を見直しましょう。一度にすべてを変えるのではなく、1要素ずつ変えて反応を比較することで、改善のヒントが見えやすくなります。

チラシは決して配って終わりではなく、記録と改善を重ねていくことで集客導線として活用しやすくなります。

整骨院のチラシは広告規制を守りながら集客導線まで設計しよう

ここまで、整骨院のチラシは地域の方に院の存在を知ってもらうための有効な集客手段であることを解説してきました。チラシは広告規制を守ることが前提となるため、作成前に「記載できる内容」と「避けるべき表現」を確認しておくことが欠かせません。

反響につながるチラシを作るには、ターゲット設定→掲載情報の整理→デザイン→配布→効果測定という流れで進めることが大切です。また、チラシだけで完結させるのではなく、GoogleマップやLINE、ホームページと組み合わせることで、来院につながりやすくなります。

「自院でチラシを作るのは難しそう」「デザインから印刷、配布までまとめて相談したい」という場合は、チラシ印刷・ポスティングのシェアチラシのようなサービスを活用するのもおすすめの方法です。整骨院の地域集客に合わせたチラシ作成から配布までまとめて依頼できるため、初めてチラシ集客に取り組む方でも進めやすくなります。

まずは、無理のない範囲で小さく始めて反響を見ながら改善を重ねていきましょう。

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