「新聞折込でチラシを配布したいけれど、実際にどのくらい費用がかかるのだろう?」と気になっていませんか。
新聞折込の費用は、デザイン制作費・印刷費・折込料などで構成され、配布する地域や用紙サイズ、部数によって総額が変わります。そのため、折込料だけでなく、制作から配布までにかかる費用を把握しておくことが大切です。
この記事では、東京・福岡・大阪・名古屋市の料金例や1万部配布する場合の費用シミュレーションを紹介します。費用の内訳やコストを抑えるポイントも解説するので、無理のない予算で集客を始める際の参考にしてください。
なお、折込チラシの基本的な仕組みやメリット・デメリット、ポスティングとの違いについては、別記事で詳しく解説しています。
新聞折込チラシの費用相場はいくら?料金の目安を解説
新聞折込チラシの費用は、配布する地域やチラシのサイズ、部数によって異なります。例えば、B4サイズのチラシを1万部配布する場合、東京23区では折込料と配送管理料を合わせて34,000円(税別)が目安です。
ただし、これは配布にかかる費用であり、チラシのデザイン制作費や印刷費は含まれていません。
ここでは、地域・サイズ別の折込料金と、制作から配布までにかかる費用のシミュレーションを紹介します。
地域・用紙サイズ別の折込料金相場
新聞折込の料金は全国一律ではなく、地域や用紙サイズによって異なります。
以下は、東京・福岡・大阪・愛知の折込広告事業者が公開している料金を比較したものです。
| 配布地域 | B4・A4の折込単価 | B3・A3の折込単価 | 配送・管理料(1枚) | B4・A4を1万部配布する費用 |
|---|
東京23区 (参考:朝日コネクト) | 3.3円 | 4.5円 | 0.1円 | 34,000円 |
福岡県全域 (参考:西日本新聞ロジメディア) | 3.3円 | 4.5円 | 0.3円 | 36,000円 |
大阪府全域 (参考:岡島新聞舗) | 3.0円 | 4.5円 | 0.1円 | 31,000円 |
愛知県名古屋市 (参考:中日総合サービス) | 3.2円 | 4.6円 | 0.2円 | 34,000円 |
※2026年10月時点。すべて税別。普通紙の折込料をもとに算出した参考例です。1万部の費用には配送・管理料を含みますが、デザイン制作費・印刷費・小口配送料などは含みません。
上記の4地域では、B4・A4サイズの折込単価は1枚3.0〜3.3円で、1万部の配布費用には最大5,000円の差があります。
また、同じ地域でも用紙サイズが大きくなるほど、折込単価が高くなる傾向があります。B4とA4は同じ料金で扱われることが多い一方、B3やA3では単価が高くなり、折り加工が必要になる場合もあります。
実際の料金は配布先の新聞販売店や用紙の仕様によっても変わるため、希望するエリア・サイズ・部数を決めたうえで見積もりを確認しましょう。
1万部配布する場合の費用シミュレーション
新聞折込を実施する際は、折込料だけでなく、デザイン制作費・印刷費・配送管理料などを含めた総額で予算を考える必要があります。
例えば、東京23区でA4サイズ・片面カラーのチラシを1万部印刷・配布する場合、以下の費用がかかります。
| 費用項目 | 金額(税別) |
|---|
| 印刷費(1.85円×1万部) | 18,500円 |
| 折込料(3.3円×1万部) | 33,000円 |
| 配送管理料(0.1円×1万部) | 1,000円 |
| 小口配送料(3万部以下) | 3,000円 |
| 合計(デザイン制作費を除く) | 55,500円 |
出典:朝日コネクト「はじめての新聞折込チラシ・折込広告」
デザインを自社で制作し、印刷用のデータを用意できる場合は、外部へのデザイン制作費を省けます。
一方、デザインを外注する場合は追加費用が必要です。オリジナルデザイン(片面)の制作費は3万〜8万円(税別)が目安とされています。
予算を検討する際は、折込料だけでなく、制作から配布までの費用をまとめて確認することが大切です。
新聞折込にかかる費用の内訳
新聞折込チラシにかかる費用は、主に「デザイン制作費」「印刷費」「折込料」の3つで構成されます。
それぞれ金額が決まる条件が異なるため、費用の内訳を理解しておくと、予算を立てやすくなります。また、依頼先や配布条件によっては追加料金が発生する場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
チラシのデザイン制作費と印刷費
デザイン制作費は、チラシに掲載する情報の整理やレイアウト、画像の配置などにかかる費用です。
自社でデザインを制作すれば外注費を抑えられますが、専門業者に依頼する場合は制作費が発生します。料金はチラシのサイズやデザインの内容、修正回数などによって異なるため、見積もり時に対応範囲を確認しましょう。
一方、印刷費は主に次の条件によって変わります。
- 印刷部数: 部数が多いほど、1枚あたりの印刷単価は下がる傾向がある
- 用紙サイズ: サイズが大きいほど、用紙代や印刷費が高くなりやすい
- 紙質・厚み: 厚手の紙や特殊な用紙を選ぶと費用が増える場合がある
- カラー仕様: モノクロ・カラー、片面・両面の違いによって料金が変わる
印刷部数を増やすと単価は下がっても、支払う総額は増える場合があります。配布予定の部数と必要な仕様を決めたうえで、印刷費を確認することが大切です。
新聞折込の配布料とその他の費用
折込料は、印刷したチラシを新聞に挟み込み、購読世帯へ配布するための費用です。基本的には「1枚あたりの折込単価×配布部数」で計算され、地域や用紙サイズ、新聞銘柄などによって単価が異なります。
また、折込料とは別に、次のような費用が発生する場合があります。
- 配送管理料: チラシの仕分けや配送管理などにかかる費用
- 小口配送料: 一定部数以下の少量配布で加算される料金
- 折り加工代: B3などの大きなチラシを折りたたむ際にかかる費用
これらの料金は事業者によって扱いが異なり、基本料金に含まれている場合もあります。また、指定の配送センターまでチラシを送る費用が別途必要になるケースもあります。
見積もりを比較する際は、折込単価だけでなく、追加料金を含めた総額を確認しましょう。
新聞折込の費用を抑える3つのポイント
新聞折込の費用を抑えるには、配布エリアや部数、チラシの印刷仕様、発注先を見直すことが効果的です。
単純に配布枚数を減らすだけでは、必要な顧客に情報が届かなくなる可能性もあります。集客の目的を踏まえながら、無駄な費用を削減するための3つのポイントを紹介します。
1. 配布エリアと部数を見直す
新聞折込の費用を抑えるには、来店が見込めるエリアを優先し、必要以上に配布範囲を広げないことが重要です。
例えば、近隣住民の利用が中心となる飲食店や美容室であれば、店舗周辺や既存顧客が多い地域を優先するとよいでしょう。来店が見込めない遠方への配布を減らすことで、折込料や印刷費の削減につながります。
ただし、新聞折込は基本的に新聞販売店の配達区域を単位として配布するため、希望する町丁目だけを自由に指定できるとは限りません。
また、最低配布部数も事業者によって異なります。少部数での配布を希望する場合は、対応可能なエリアや部数、追加料金の有無を事前に確認しましょう。
2. 用紙サイズや印刷仕様を工夫する
チラシのサイズや印刷仕様を見直すことも、費用を抑える方法の一つです。
例えば、B3サイズからB4サイズに変更すれば、印刷費だけでなく折込料も安くなる場合があります。
また、用紙の厚みやカラー仕様も費用に影響します。写真やデザインで魅力を伝える必要がある場合はカラー印刷が適していますが、文字情報が中心ならモノクロ印刷も選択肢になります。
ただし、安さを優先して必要な情報や視認性を損なわないことが大切です。 チラシの目的に合った仕様を選び、必要部数に対する総額を比較しましょう。
3. 自社に合った発注先を選ぶ
新聞折込の費用は、発注先や依頼する作業範囲によっても変わります。
例えば、デザインを自社で制作し、ネット印刷と新聞折込を別々に手配する方法があります。一方、デザイン制作から印刷、配布まで一括対応する事業者に依頼すれば、発注や納品管理の手間を減らせます。
ただし、一括発注が必ずしも安いとは限りません。費用を比較する際は、複数の事業者から同じ条件で見積もりを取るとよいでしょう。
折込料だけでなく、印刷費・配送管理料・追加手数料まで含めた総額を比較し、費用と自社の作業負担のバランスを考えて発注先を選ぶことが大切です。
新聞折込以外の配布方法も検討しよう
新聞折込は新聞購読世帯にチラシを届ける方法ですが、新聞を購読していない世帯にはアプローチできません。
日本新聞協会の調査によると、2025年10月時点の新聞の総発行部数は約2,487万部で、前年より減少しています。
新聞の購読状況にかかわらず地域住民へ情報を届けたい場合は、各家庭のポストに直接チラシを投函する「ポスティング」も選択肢になります。
また、ポスティングの費用を抑えたい場合は、複数店舗で費用を分担する方法もあります。
当サイトが提供する「シェアチラシ」は、異なる業種の4店舗で1枚のチラシを共有し、デザイン制作・印刷・ポスティングの費用を分担するサービスです。 制作から配布までまとめて依頼できるため、店舗側の手間も抑えられます。
新聞折込とポスティングは、それぞれ届く世帯や費用が異なります。集客したいターゲットや配布エリア、予算に合わせて、自店舗に適した方法を選びましょう。
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まとめ:新聞折込の費用を把握して無理のない集客計画を立てよう
新聞折込にかかる費用は、主にデザイン制作費・印刷費・折込料の3つで構成されます。折込料金は地域や用紙サイズ、配布部数によって異なるため、まずは希望する条件で相場を確認しましょう。
費用を抑えるには、来店が見込めるエリアに配布範囲を絞り、用紙サイズや印刷仕様を見直すことが大切です。また、発注先を比較する際は、配送管理料などの追加料金も含めた総額で判断しましょう。
新聞購読世帯以外にも情報を届けたい場合は、ポスティングも選択肢になります。自店舗のターゲットや予算に合わせて配布方法を検討し、無理なく続けられる集客計画を立てましょう。